今更『ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド』にはまっているたかはしと申します。
今回は表題の通り物理受けアイアントについて考察していきます。
ネタポケモンの割にはけっこう強いですが、ランクマッチで使うには心許ない性能なので、箸休め気分で見てもらえると幸いです。
以降「はりきり珠アタッカーのほうが強い」は禁止です。
1.物理型アイアントを使おうと思ったきっかけ
BW2の頃に、何気なく捕獲したアイアントが「性格わんぱく」「H・B・SがV」の個体でした。野生産で3V個体だということに謎の感動を覚え、なんとかこの個体を活用できないものか、と考えたのがこの型のスタート地点です。
後でも述べますが、第5世代当時、それなりに活躍したのを覚えています。
時は流れて第8世代。「厨ポケ卒業式」シリーズなどを投稿されているかかねさんの仲間大会に参加しようと思ったのですが、現在私がランクマッチで使用しているパーティが短期決戦に向かないことと、どうせならランクマッチで使いにくいポケモンを使いたいと思い、かねてから温めていたこのポケモンを使うことに決めました。
2.ステータス紹介
@カゴのみ
・性格:ようき
・特性:はりきり
・種族値:58-109-112-48-48-109
・努力値:252-60-4-0-4-188
・実数値:165-137-133-x--69-168
・技構成:てっぺき/ねむる/ハサミギロチン/アイアンヘッド
調整意図としては、Hにぶっぱ、最速100族抜きまでS振り、B4振りトゲキッスをアイアンヘッドで確1までA振り、あまり耐久振りというところです。
耐久ラインとしては、いじっぱりバンギラスのかみくだくがぎりぎり確定3発程度で、物理受けを名乗るにはかなり脆く見えます。ただ、多くのポケモンに対して上からてっぺきを積めるので、数値以上に相手の物理攻撃を止めることができます。
特防については、そんなステータスなんてないものだと考えてください。
3.使い方
アイアントより遅い物理ポケモン相手に対面からてっぺきを積み、ねむるで回復してから攻めていくのが基本の動きです。環境最上位ポケモンでいえば、ミミッキュ、ドリュウズ、炎技無しのカビゴンにはそこそこ有利に立ち回れますね。
また、通常のアイアントではダイマックスを切るなどのリスクを負わなければ突破しづらいアーマーガア、ナットレイ、カバルドン、(炎技無しのカビゴン)などの低火力高耐久ポケモンに対しては、ハサミギロチンの試行回数を十分に稼げるので、これらのポケモンに対しても有利に立ち回ることができます。というよりこの点が物理受けアイアントの最大の売りだと思います。
火力については、メジャーな珠アイアントの3分の2程度ですが、それでもダイマックスしたときのパワーはなかなかのものです。やっぱりはりきりは壊れ特性ですね。
ダイスチルのB上昇効果が役立つこともそこそこありました。
4.弱点
炎技や特殊技を撃たれると終わりなのは言うまでもないですね。
むしろ問題なのは、火力のある物理アタッカーへの後出しがしづらいところです。例をあげると、いじっぱりドリュウズのじしんが確定2発なので、実戦ではスカーフドリュウズの可能性を考慮すると後出しすることはできません。
ゆえに、物理受けを名乗っていますが、サイクル戦に参加するのは困難です。当然実戦では、こちらのてっぺきを見て相手は特殊アタッカーに交換してくるでしょう。そのときにこちらが放てるのは、3割しか当たらない一撃技かひるみと外しを併せ持つアイアンヘッドのどちらかです。
結局、この子が活躍するのは運次第だと思います・・・。
5.使用した結果など
第5世代ではハッサム、ローブシン、マンムー、メタグロスあたりのポケモンにも刺さっていており、私の育成したネタポケモンの中ではエース級の活躍を見せてくれました。その活躍を第8世代でも・・・と思って育成し、かかねさん開催の仲間大会に投入したのですが・・・。
結果としては、アイアント選出時6勝7敗(非選出時5勝2敗)でした・・・。
とはいえ、相手の低火力高耐久ポケモンに強い点は評価されてもいいのではないでしょうか!
私はヌルアント構築を使います。
では、最後までご覧いただきありがとうございました!