【剣盾シングルS2 最終636位】アマガマゲロゲロトム構築【6年ぶりのガチ対戦】

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0.はじめに

みなさんはじめまして。

ポケモン剣盾で、6年ぶりにガチ対戦環境という荒波に揉まれることを決意した、たかはしと申します。

この度、S2で目標としていた三桁順位を達成することができたので、記録と記念の意味合いをこめて構築記事を書かせていただきます。

初めて投稿する記事ゆえ、至らぬ点も見られるかと思いますので、その場合はご指摘くださると幸いでございます。

 

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最高順位:283位(1/31 18:00ごろ)

 

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最終順位:636位(200戦中121勝79敗)

 

(以下ほとんどの項で常体を使用)

 

1.構築経緯

ポケモン育成」⇒「対戦」というプロセスからかなり遠ざかっていたので、シーズン1はランクマッチには潜らずに「第8世代の傾向を掴む」+「使いたいポケモンを決める」期間とした。

(参照:シーズン1中盤の使用率ランキング。何回も見て、この環境をイメージした)

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(ポケモンソルジャー様から引用)

pokesol.com

               ↓

pokesol.com

そんな中、今回紹介する構築は、以下のような順番で決まっていった。

・新ポケ随一の最大火力を持つスカーフウオノラゴンを使いたいポケモンとして採用

・使用率1位、2位のミミッキュドリュウズに対して有利なゴツメアーマーガアを採用

・対アーマーガア性能の高さに加え、トゲキッスリザードンといった流行りの特殊エースを止められるD振りヒートロトムを採用

・こちらのアーマーガアを止めるために出てくるであろうウォッシュロトムヒートロトムや、ウオノラゴンを止めるために出てくるであろうトリトドンといったポケモンに強いちょすいガマゲロゲを採用

・トップメタのドラパルトやサザンドラを迅速に処理できて、何より意表がつけ襷オーロンゲを採用

・ここまでの5体では対受けループに不安があると感じたので、その対策として悪巧みサザンドラを採用

 

2.個体紹介

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ウオノラゴン@こだわりスカーフ

特性:がんじょうあご

性格:いじっぱり

努力値:60-252-0-0-0-196

実数値:173-156-120-x-100-120

技構成:エラがみ/げきりん/かみくだく/サイコファング

<雑感>

エラがみ×タイプ一致×がんじょうあご×先制によって絶大な火力を叩き出す壊し役

 

努力値については

・相手のサイクルを素早く崩壊させるために、いじっぱりにしてAにぶっぱ

・準速にすることで抜ける115~120族は、そもそもこいつの存在が抑止力になって出てこられないと考えて、Sはスカーフ時110族抜きに調整

・残りをH

というところ

 

シーズン序盤、私はこいつを「先制エラがみを撃つ機械」くらいにしか思っておらず、対低速/中速サイクルにぐらいにしか選出しなかったため、あまり出番がなかった。

しかし、こちらのロトムやロンゲの麻痺撒きサポートによって制圧範囲を広げたり、ドラパやサザン対面でダイドラグーンを放つことで強引に突破したりするなどして、活躍の場を広げさせることができた。

こいつの通し方が徐々に身についていったことで、私の戦場も10000位前後から3桁順位のところまで移っていったように思っている。

ただし、こちらのパーティに対してエースバーンが刺さっているので、110族抜きにとどめたS調整ラインが妥当かは微妙

 

これだけのパワーがありながら技外しに怯えなくてよいのは評価点。

 

サブウェポンに関しては、ドヒドイデへの最高打点となるサイコファングは確定。かみくだくについては、あまり撃つ機会がなかったので、じしんやねごとに変えることも検討中。

 

 

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アーマーガア@ゴツゴツメット

特性:ミラーアーマー

性格:わんぱく

努力値:252-0-236-0-0-20

実数値:205-107-170-x-105-90

技構成:ドリルくちばし/てっぺき/はねやすめ/ボディプレス

<雑感>

ある時は相手の攻撃をじっと耐え、ある時はダイジェットからの全抜きを狙う烏

 

努力値については

・無振りアーマーガア抜きまでSに振っている相手ポケモンの、そのさらに上を行くためのS20振り

・対物理アタッカーを担うために残りの努力値をHBにぶっぱ

というところ

 

採用理由のところでも述べたが、対ミミッキュ、対ドリュウズに強く、環境に刺さっているなあと感じながら使っていた。特にアタッカーミミッキュについては、てっぺきやダイジェットを積む上での絶好のカモであり、そのまま全抜きという試合も珍しくなかった。

 

ただ、物理アタッカーを役割対象としている割に、こいつ単体では相手のダイマックスエースに崩されてしまうケースも多い。

(例)ギャラドスアイアント、ウオノラゴン、ルチャブルなど

こうしたポケモンたちに対しては、ゲロゲやロトムとサイクルを回しながら相手のHPやダイマックスターンを削っていくことが必要になってくる。

 

以上より、全抜き性能を秘めているものの、トップメタ故、相手に対策されていることも多いことから、物理受けとしては若干物足りなさも感じた。

 

技構成については、この4つがベストであると思っている。各技の有用性については私がわざわざ語るべきことではないだろう。

ただし、アーマーガアミラーやてっぺきナットレイ対策としてのちょうはつを撃ちたくなる場面は何度かあった。

 

 

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ヒートロトム@オボンのみ

特性:ふゆう

性格:おだやか

努力値:252-0-0-44-212-0

実数値:157-x-127-131-169-106

技構成:ボルトチェンジ/オーバーヒート/でんじは/ほうでん

<雑感>

本構築の潤滑油的役割を担い、対トゲキッスを一手に引き受ける仕事人

 

努力値については

・できるだけ多くのトゲキッスに殴り勝つために、ひかえめトゲキッスのC2段階上昇ダイフェアリーを、オボン発動込みで確3になるところまでHDに配分。

・残りをC

というところ

 

私のパーティに対するトゲキッス選出率は体感98%くらい。まあこいつ以外わるだくみを積まなくても勝てる面子しかいないからなあ。

ということでそんなキッス対策枠として重宝したのがこのロトム。いかにこいつのHPを残しておけるかが、このパーティにおける対キッスのカギとなる。

2回ほどダイロック持ちトゲキッスに敗北したが、それ以外は殴り勝つかロンゲのふいうち圏内に入れるかしてくれたので、今後もキッス対策ポケモンとして使用していくことになりそうである。

 

他にもクッション役、麻痺撒き役、パーティ唯一の炎打点持ちと、その仕事は多岐にわたったため、選出機会も多かった。やや火力に乏しいため、相手のドラゴンタイプのポケモンバンギラスなどに起点にされやすいというのが惜しいポイントである。

 

 

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ガマゲロゲ@ラムのみ

特性:ちょすい

性格:いじっぱり

努力値:212-164-84-0-44-4

実数値:207-149-106-x-101-95

技構成:じしん/アクアブレイク/パワーウィップ/どくどく

<雑感>

優秀なタイプ故にサイクルパーツも担える可能性の蛙

 

努力値については

・H16n-1調整

・バンドリなどの、タイプ相性上比較的有利なポケモンたちとの打ち合い性能を高めるため、いじっぱりAぶっぱバンギラスかみくだくが確3になるまでBに配分

・似た理由で無補正C252振りギルガルドシャドーボールが確3になるまでDに配分

・残りをAにぶっぱ、余りはS

というところ

 

こいつの役割は大きく分けると3つある。(重複するところもあるが)

・アーマーガアの天敵となる水ロトム・火ロトム狩り

・ウオノラゴンの天敵となるトリトドン・ちょすいヌオー・水ロトム狩り

トリトドンコータスカバルドンなどによるあくびループ切り

これらのポケモンに対面できるとかなりのアドバンテージをとれるので、そこから役割遂行したり交代読み行動したりするのが基本的な動かし方である。

 

また、弱点が1つしかなく、そこそこの耐久も持ち合わせることから、技の通りが良い相手パーティに対し撃ち合い要員として選出することもあった。ただし、等倍攻撃を何度も耐えるほどの耐久はないため、上記のような役割対象以外への後出しはかなりリスキーである。

 

水や電気を無効化できるというのが大変優秀で、アーマーガアの項でも触れたが、ダイサンダーやダイストリームを読んで繰り出すことで相手エースの突破力を削ぐこともできる。

 

技構成に関しては、安定火力のじしん、火ロトムへの遂行技となるアクアブレイク、水ロトムや水地面ポケに撃つパワーウィップ、相手の交代に幅広く刺さるどくどくで確定。

3ウェポン+1補助技の組み合わせなので、ダイマックスさせた時の汎用性も高い。

 

環境にいるガマゲロゲの多くはすいすい型だが、ちょすい型のガマゲロゲもかなり優秀だと思う。

 

 

 

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オーロンゲ@きあいのタスキ

特性:いたずらごころ

性格:いじっぱり

努力値:4-252-0-0-0-252

実数値:171-189-85-x-95-112

技構成:でんじは/ふいうち/じゃれつく/ドレインパンチ

<雑感>

読み合いゲーに持ち込む性能と意外性を秘めた無骨な殴り者

 

努力値については

・アタッカー性能を高めるためにASぶっぱ、余りH

というところ

 

タスキ持ちかつ、ふいうち・でんじはを習得していることから、タイマンにまあまあ強く、相手エースへのとどめや嫌がらせもできるポケモン

相手のドラパルト・サザンドラ先発を読んで、先発起用することが多かった。

 

オーロンゲというポケモンのトレンドに加え、選出画面でサザンドラと並んでおり、先発起用されれば、まず間違いなく相手はこいつを両壁サポート型であると誤認するはずである。

実際、この読み違いから一気に相手パーティを崩壊させることも少なくなかった。こちらのいたずらごころでんじはを読んで相手がバンギラスブラッキーに交代してきたところに一致じゃれつくを叩き込む、というのがその一例である。

 

今作はかなりふいうちが通りやすいという印象。そもそもふいうちがない前提で立ち回る相手が多いうえに、ダイマックスの仕様を活かすためのフルアタ構成ポケモンがかなりの数存在することが、その理由であると考えている。

 

ドレインパンチについては、ドリュウズパルシェンあたりに撃つほか、とりあえず安心して撃てる攻撃技としてそれなりに重宝した。ただし、威力不足感は否めない。

 

耐久面については、竜無効悪0.25倍耐性を除けばタスキ頼みである。体力が8割残っている状態から一致等倍技を受けて瀕死になる、というのは日常茶飯事。

 

現環境のドラパルトやサザンドラのうち一定数が鋼技を持っているというのも、こいつを運用する上で悩ましいところ。

特にドラパルト対面については、先制でダイスチルを撃ってBを上げることでこちらのじゃれつく+ふいうちを余裕で耐えてくる動きが厄介。この動きをされるとタイプ相性では圧倒的に有利なくせにドラパルトとの対面で敗北する。せつない

 

総じて、相手の読み違いから想像以上の働きをすることもあるが、肝心の竜ポケとのタイマンが微妙に安定しないという印象。

 

 

 

 

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サザンドラ@たべのこし

特性:ふゆう

性格:おくびょう

努力値:76-0-12-164-4-252

実数値:177-x-112-166-111-165

技構成:みがわり/わるだくみ/ちょうはつ/あくのはどう

<雑感>

対受けループ要員として活躍するはずだった600族さん

 

努力値については

・たべのこしの効率をよくするために、Hを16n+1に調整

ミミッキュに一方的に殴られるのは嫌なのでSは最速

Bに12振れば、サザンのみがわりがA無振りアーマーガアのドリルくちばしを確定耐えするやん!と思っていたが、最高乱数と最低乱数を見間違えていたため、実際には超低確率でしか耐えない

・なるべく火力も欲しいので残りをCにぶっぱ、余りはDへ

というところ

 

トータルで10戦くらいしか選出されなかった哀れなポケモン。しかもサザンドラ選出の試合で勝ったのはわずか2戦。。。

本来ならガラルサニーゴのような低火力ポケモンを起点にわるだくみを積んで全抜きを狙っていく。はずだったのだが

 

ドヒドイデくろいきりを失念したり、ドラパルトのすりぬけを忘れていたり、音技のみがわり貫通効果を考慮し忘れたりと、とにかく私の使い方が下手だった。

加えて、TOD戦略の解禁で受けループ的なパーティが環境に蔓延するかと思っていたのだが、現実には、ドヒドイデのような時間稼ぎ要員はいるものの受けループというほど低火力ではないパーティが多く、出しどころが難しかった。

 

シーズン3でこのパーティにアレンジを加えるとなると、まずはこいつをクビにするところからスタートである。さようなら

 

3.きついポケモン

・フェアリー全般:ウオノラゴンで強引に破壊するか、ガマゲロゲで毒を入れてヒートロトムで粘るかぐらいしかまともな突破方法がない

エルフーン:フェアリーポケモンの中でも特にきつい。コットンガード/みがわり/やどりぎのタネ/ムーンフォースの技構成だと突破不可能

サザンドラ:オーロンゲ以外は圧倒的に不利なため、オーロンゲのタスキを残せるように細心の注意を払って立ち回らなければならない

・パッチラゴン:アーマーガアとガマゲロゲのサイクルでダイマックスターンを消費させたうえで、ゲロゲのじしんで落とすというのが理想だが、火力の高さと技範囲の広さ故にあまりにリスキーな読み合いを強いられる。ロンゲとの対面を作って落とせると楽

 

4.さいごに

この一か月で、ポケモン対戦の楽しさを思い出すことができました。

シーズン3では2桁順位に到達することを目標に、そして何より楽しむことを目標に頑張っていきたいと思います!

ここまでお読みくださり、ありがとうございました!

 

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